炎の言霊海賊版

｢いくさは・・・ええのう・・・｣

隆慶一郎･原哲夫『花の慶次』

上杉家の足元もおぼつかない老家老犬飼が河原田城に攻め込もうとする元老百姓に自らの愛刀を与えて語り合った言葉。この前の老百姓のセリフは｢長生きしていればいいこともあるだっちゃね。こうして殿様の刀もいただけて、死に花を咲かせられるっちゃ｣である。読むたびに泣けてくる一節である。
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